
無人島で過ごす(?)夏
命がけのサバイバル!
ハードディスクに録っている
『BTOOOM!』TVアニメ版を久々に見てしまった…
BTOOOM!
ティラノスジャパンが開発したオンラインゲーム。
4人のチームを組み、BIMと呼ばれる爆弾を使って
敵プレイヤーチームを倒していく。
全世界で300万本発売されている。
現実版BTOOOM!
無人島で行われる殺人ゲーム。
事前に「消えて欲しい人間の名前を書くと100万円もらえる」
という内容の封書が無作為に人々に送られている。
その封書に名前を書かれた人間が
自分の意志に関係なくゲームの参加者として島に送られている。
登場人物
鷹嘴(たかのはし)
声 - 高橋名人
男性。45歳、AB型、ゲームプランナー、北海道在住。
帽子をかぶった中年太りした男。
「ゲーム版BTOOOM!」開発の中心的人物で、
「現実版BTOOOM!」の主催者の1人でもある。
若き日の高橋名人がモデルであり、
アニメではモデルとなった本人が声を務めている。
坂本 竜太(さかもと りょうた)
声 - 本郷奏多
本作の主人公。男性、22歳、B型、無職、東京在住。
初期BIMタイプはタイマータイプ。身長176センチメートル。
典型的ニートであり、自室に閉じこもってオンラインゲームを
プレイしてばかりいるネットゲーム廃人。
コンビニ帰りに突如見知らぬ男たちに連行されて
南海の孤島に放り出され、
爆弾を使ったサバイバルゲームを強要されることになった。
ゲームの腕は天才的で、いくつものゲームで
ワールドレコードを叩き出している、
ネットゲーム「BTOOOM!」でも四つ星プレイヤーで
日本人唯一の世界トップ10ランカーだった。
殺人ゲーム参加時、着ていた服の下に「BTOOOM!」の
公式Tシャツを着用していた。
「ゲーム版BTOOOM!」の制作会社であるティラノスジャパンに
知人が居る縁で「ゲーム版BTOOOM!」にはデバッグ段階から
参加していたことから、同社の人間の幾人かと顔見知りである。
ゲーム参加者を連行した飛行機内で「現実版BTOOOM!」の
説明をした男を見知っていたと平清から伝えられたが、
説明者に反抗したことで頭部にスタンガンで
電撃を浴びせられており、その結果として機内での出来事は
忘れてしまっていた。
小さい頃は何でも他人よりも優れた成績を出していたが、
その頃に出会ったネットゲームの世界にあっという間に
魅了され没頭していく。両親との折り合いの悪さや
高校時代の友人の恋愛絡みの裏切りなど、
現実のごたごたから逃げるようにネットの世界に入り込み、
そこでも優れていたためにプライドが肥大化。
そして、現実に翻弄された彼は他人を見下し
何事もすぐに投げ出してしまうようになってしまい、
専門学校や仕事を直ぐに辞めては引きこもり、
母親とも不仲になっていった。
そのため「消えて欲しい者」として指名された人物が
連行されてこのゲームに参加させられているシステムを知り、
自分は母親に「消えて欲しい者」として指名された
と思うようになっていく。
しかし、命がけの状況でも足をくじいた平を逃がすために
1人戦ったり、気絶したヒミコを背負って
コモドオオトカゲの群れから逃げたりと他人を見捨てられない
正義漢でもある。ヒミコや平との関係の中で様々な苦難や
喪失を乗り越えていくうちに、人間的に大きく成長していく。
ゲーム世界と現実の違いは自覚しており、
人を殺して生き延びる「現実版BTOOOM!」に
参加することを拒絶し、殺し合いをせずにゲームから
逃げ出す手段を探し、他のプレイヤーと遭遇したときもまず
説得を試みる。「ゲーム版BTOOOM!」でも「現実版BTOOOM!」でも
自分を認めてもらい満足するために、
つい自分が率先して面倒事を引き受けようとしてしまう。
「ゲーム版BTOOOM!」の経験を生かして戦闘では
優位に展開を進めることができるが、
危機的状況に立たされたことによりゲームと
現実の境界を踏み越えてしまい、
他のプレイヤーを殺害して後悔してしまうことがある。
ヒミコに対して最初は性的好奇心を抱いた程度で、
大量のBIMと食糧を持っていたことから
殺人に躊躇いのない危険なプレイヤーだと思っていた。
しかし彼女が宮本に拉致された際、
ヒミコの携帯電話の画像
(ゲーム版「BTOOOM!」キャラクターのコスプレ姿)
を見たことでゲーム中で結婚したHIMIKOではないか
と思い始めたことから必死で彼女を救出するなど、
徐々に彼女に情愛を抱き始める。
ヒミコ
声 - 三森すずこ
本作のヒロイン。
女性、15歳、B型、高校生、身長158センチメートル、
7月22日生まれ、3サイズ:B90(Hカップ)/W58/H81、
東京在住、初期BIMタイプはタイマータイプ。
「ゲーム版BTOOOM!」ではHIMIKOの名前でプレイしている。
本名はヘミリア。金髪碧眼白人の女子高生。
護身用にスタンガンを持ち歩いている。
ゲーム開始当初に宮本雅志、近藤勇、明智光男の3人と
言われるままにチームを組んだが仲違いにより
宮本が近藤を殺害し、明智と共に全員分のBIMを持って
逃げ出したが明智に肉体目的で襲われかけてしまう。
その結果としてBIMによって明智を殺害することになった。
レイプされかけたことから男性を信用せず、
特に男の体に強い拒否感をもち、
レイプされるぐらいならば自殺することを選んでいる。
坂本や平にも嫌悪感をあらわにし、
当初は遭遇しても話もせずに逃げ出したり、
いきなり戦闘行動に訴えたりしており、
仲間になった後も積極的に近寄ろうとはしなかった。
高校ではミホ、アリサ、ユキと友人グループを組んでおり、
特にミホと仲が良かった。
先輩であった吉岡をミホ達に紹介したことが
結果的にミホ達を吉岡とその仲間からの
レイプ被害に遭わせてしまうことになり、
ヒミコはそこから1人だけ逃げ出してしまう。
そのせいでミホ達3人から恨まれ
「消えて欲しい者」として指名され
「現実版BTOOOM!」に参加することになった。
事件が公になったことで学校では完全に孤立し
(アニメでは机に落書きされるなどより苛烈ないじめを受け、
不登校になっていた)、
ヒミコの父親もヒミコが1人で逃げ出したことを
良くは思っておらず、学校でも家でも居場所がないと
苦痛に感じていた。そんな中、「ゲーム版BTOOOM!」で
出会ったプレイヤーのSAKAMOTOの優しさに触れ、
彼を心の支えにするようになり、
ゲーム内で結婚するまでの関係になる。
彼の存在によりゲーム内に居心地の良さを感じるようになる。
SAKAMOTOとはリアルで会うつもりはなかったが、
戦いの中でSAKAMOTOと坂本竜太が同一人物であることを知り、
心を開いていいのか悩みながらも彼を少しずつ
信頼するようになっていく。
坂本には自分が「ゲーム版BTOOOM!」のプレイヤーではあるが
SAKAMOTOと結婚したHIMIKOではないと嘘をついていたが、
再び坂本から問い詰められた際には、反論することなく、
流れでキスを交わす。
その後、坂本から島を脱出後に改めて交際を申し込むと言われる。
平 清(たいら きよし)
声 - 大川透
男性、51歳、A型、不動産経営、大阪在住、
初期BIMタイプはホーミングタイプ。身長164センチメートル。
関西弁の中年男性で、坂本の最初の仲間。
殺し合いに参加する気はなく、
坂本にも仲間を増やして島から脱出することを提案している。
社会人として長くやってきたこともあってか
知恵は働き根気もあり、坂本もそれに関心していたが、
「ゲーム版BTOOOM!」はプレイしたことが無く、
戦闘に関してはほとんど素人同然である。
見捨てられたり1人で置いていかれたりすることを
極端に恐れており、それが後に破滅をもたらす原因となる。
不動産屋「不動産のたいら」を一緒に経営する
妻・昭子と息子・柚彦の3人家族で、家族関係は良好だった。
中年太りをしているが、学生時代は元陸上部だった。
ヤクザからの借金があり、
仕事では法律の網目を抜けるようなぎりぎりの行為をしており、
客と盛大にもめることもあったことから、
誰から「消えて欲しい者」と指名されてもおかしくない
と思っている。仲間を増やすことを提案したが、
他人を信用せず敵を作らず心を許さない生き方を信条としていた。
しかし、坂本に命がけで助けられたことから、
自分も体を張って仲間を守ろうという意識を
強く持つようになった。
坂本にとって初めての仲間であることもあり、
数少ない信頼できる人物となる。ヒミコや織田と並び、
坂本に大きな影響を与えた人物。
坂本にとってはこれまでの人生でないがしろにしてきた
「大人」の象徴的存在であり、
その責任を取るためにも彼を本気で救おうとしていた。
坂本やヒミコを身を呈して助けたことにより
トカゲに足を噛まれて毒による発熱にうなされ、
更に宮本にナイフで指を切断される重傷を負い、
拠点で傷や毒に苦しみながら1人で坂本達の帰りを
待つことが多くなる。その孤独と恐怖に精神を蝕まれ、
更には坂本が結果的に彼に不安を与える行動を
多く取ってしまったことから、
次第に家族の幻覚を見るようになり、
ついには自分だけ助かろうと心の中で詫びながらも
坂本とヒミコに攻撃を仕掛けるが失敗する。
坂本達を裏切ってしまったことから自分が殺されると思い込み、
坂本達の前から逃走するが、トカゲの群れに遭遇。
BIMの残機が1個、足の怪我等といった絶望的な状況であったため、
家族の幸福を願い、詫びながら自害してしまう。
彼の死は、坂本に深い後悔と罪悪感を残すこととなる。
織田 信隆(おだ のぶたか)
声 - 中村悠一
男性、22歳、AB型、飲食店経営、東京在住、
初期BIMタイプはリモコンタイプ。身長180センチメートル。
パーマをかけた長髪にサングラスが特徴。
坂本の高校時代の同級生。
高校時代は坂本と同じ母子家庭ということもあってか、
不思議と気楽に話し合える友人だった。
優れた頭脳と高い身体能力を持ち、
一か八かの駆け引きにも大胆に挑む行動力と
それを成功させる勝負強さを持つ。
トランクを囮にした罠を仕掛けることが多く、
他のプレイヤーを躊躇なく殺している。
ゲームの序盤、坂本の目の前で北条を殺しているが、
高校時代の短髪姿と風貌が著しく異なっていたため
坂本は全く気付かなかった。
高校時代からは坂本のことを消極的で
甘ちゃんであると思いつつもそれ以外は
自分に似ていると感じているため強い対抗意識と執着心を持ち、
ゲーム内の坂本の戦術に感心することもある。
木下秀美と行動を共にしているが、
木下の所持するBIMの残機と種類の少なさや
BIMを無駄使いすることに戦力としていささか不安に感じている。
高校時代は、何をやっても完璧にこなし、
誰に対しても明るく接していたため、友達が多く、
女子にも人気があり、彼女もいた。
坂本はそんな完璧な織田が心を開いて接してくれていることに
気を良くしていたが、織田本人は坂本が持つ素質に対して
コンプレックスを持っていたことから
「主従関係」のような関係を望んでおり、ある日、
坂本がクラスメイトの芹沢に好意を抱いていることを聞き、
その後芹沢と肉体関係を交わしたことで、
激怒した坂本に一方的に殴られてしまう。
坂本と共に停学処分を受けるが、織田のみ自主退学した。
母子家庭で高校在学中から年齢詐称してホストクラブで
アルバイトをしており、
退学後は自分で店を持つまでになっている。
坂本は過去の苦い思い出から
「誰に消えて欲しいと指名されてもおかしくない」と評している。
(以上関連記事を引用)
全編を通して
絶対的不利な状況での心理戦が続く
手に汗握るバトル
何よりぎりぎりの局面での
人間同士のホンネに興奮
そして人の感情
他人を愛しいと思う気持ち
己を犠牲にして
カンケーのない他人を
救おうとするバカヤロー
現実では絶対にありえない自己犠牲の精神
感動必至
何度見てもいいね
第2期はまだか
もうあったのかな
いいかオレ死ぬし
(ご気分を悪くされた方、ごめんなさい
坂本クンになったつもりで書きました…)